長野サマライズ・センターとは

パソコンなどのIT機器やIT技術を活用して、障害者・高齢者などの情報弱者の社会参加をサポートすることで、
誰もが暮らしやすいまちづくりを目指しております。

  • パソコン要約筆記(文字)通訳活動
    聴覚障害をお持ちの皆様とともに
  • パソコン要約筆記通訳者の育成・指導
  • パソコン要約筆記講習会の企画・運営
  • 聴覚障害理解を求める啓発事業
  • IT技術やIT機器の福祉の分野への活用のための情報収集と提供
  • あらたな福祉機器開発のための情報提供・助言とモニター派遣
  • テープ起こし作業
    作業の速さが自慢です。(県、市町村関係の実績あり)
  • 映画、ビデオ、テレビ字幕作成、インターネット文字配信


その他、文書作成に関することなら何でもご相談ください。

We are supporting physically-challenged people or the elderly with ICT and are aiming for the realization of livable society.
-CART (Computer Aided Real-Time Transcription) for Deaf and Hard-hearing people
-Educating CART operator
-Educational activities for understanding the deaf and hard of hearing
-Proposing ICT for Welfare and Educational fields
-Taking conference minutes

情報機器や情報関連技術を有効に活用することで、障害者・高齢者を中心とする地域に住む人々の自立をサポートし、
社会参加の促進を目指し、また、それに関わる人材を育成し、地域社会の発展と、誰にでも優しい街づくりに寄与することを
目的とする。 (定款に記載された目的より)特に、聴覚障害者の社会参加の重要な1ステップとして、
『要約筆記』の普及に取り組んでいます。


認定証明
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活動内容

  • パソコン要約筆記通訳活動・・・要約筆記通訳者育成・養成活動
  • 長野大学、松本短期大学、豊南短期大学にて聴覚障害学生の授業サポート通訳活動
  • パソコン文字情報提供活動・・・テープ起こし、文字起こし活動/字幕作成活動
  • IT機器IT関連情報の収集と提供活動・・・モニター派遣活動、アドバイス活動

長野県内における要約筆記通訳者の広域通訳派遣のコーディネイトも行っております。

活動目的

ITで開けるバリアフリーの窓
~パソコン要約筆記への取り組み~

日本のインターネット環境は、数年前とは見違えるように変わりました。数年前は、 インターネット先進国と言われたアメリカや急成長した韓国のインターネット環境を羨ましく見るしかなかった日本も、 今や世界でもっとも安価にブロードバンドネットワークが使える国に変貌しました。

このインターネット環境の充実は、企業やビジネスマン、若者といった新しもの好きの人たちのみがその恩恵を受けるのではなく、 障害を持った方こそがより多くの恩恵を受けるべきです。

障害者にとって、インターネットは社会に対する窓とも言うべきものです。
この窓は単に外を見ているだけの窓ではなく、外に開け放して自分が外に出て行く情報発信のための窓でもあります。 窓は大きければ大きいほどよく、インターネットという新しい窓から好きなだけ眺めたりそこから発言をしたりすることが、 社会参加の第一歩となります。この意味で、現在の日本のインターネットは大変素晴らしい窓になりうるということが出来ます。

例えば、視覚障害を持った方にとって、新聞を読むことはできませんがインターネット上の新聞であればパソコンで表示させて これを音声ソフトで読み上げされることで「読む」ことができます。 手紙を読むことは出来なくても電子メールを読み上げされて「読む」ことはできます。
一人暮らしの高齢者は、インターネット電話を用いて安価な料金で好きなだけ離れたところに暮らす子供たちと話をしたり、 テレビ電話で孫と話ができる、さらに遠隔診療を受けるといったことに期待します。

インターネットは、障害者や高齢者にとって豊かな日常生活を送る上で、また社会参加をする上でカギになるものであり、 身体的、年齢的なハンディキャップ解消のための支援等の取り組みは今後より一層推進すべきであると考えます。

私たちサマライズの活動は、こういった社会的弱者と言われる方々に、IT技術を用いて社会とのかかわりを持って頂き、 自律して活動が出来る場を提供することを大きな目標としています。 特に、聴覚障害者の社会参加の重要なワンステップとして、要約筆記の普及に取り組んでいます。

要約筆記とは

要約筆記は、音声情報を得ることが難しい、中途失聴者・難聴者を中心とする聴覚障害者・高齢者・知的障害者に対して音声を文字にして提示し、 外界とのコミュニケーションを可能にするものでこのような方々の自立支援・社会生活支援に欠かせない福祉サービスです。

また従来は手書きで行われていた要約筆記がIT環境や技術の進歩によりパソコンを活用した「パソコン要約筆記」を生み出しています。

パソコン要約筆記は情報量の多さ、リアルタイム性、正確性、データの活用性においてその必要性、要求度が急速に高まっています。 そのパソコン要約筆記の活動経験を『長野サマライズ・センター」の活動に生かしていきたいと思います。

要約筆記者の倫理要綱

要約筆記者の倫理綱領 (平成15年度 共同募金会配分金事業)
私たち要約筆記者は、聴覚障害者の社会参加を拒む障壁が解消され、聴覚障害者の社会への完全参加と平等が実現されることを願っている。
このことは私たちを含めたすべての人々の自己実現につながるものである。
私たち要約筆記者は、以上の認識に立って、社会的に正当に評価されるべき専門職として、互いに共同し、広く社会の人々と協同する立場から、ここに倫理綱領を定める。

  1. 要約筆記者は、すべての人々の基本的人権を尊重し、これを擁護する。
  2. 要約筆記者は、専門的な技術と知識を駆使して、聴覚障害者が社会のあらゆる場面で主体的に参加できるように努める。
  3. 要約筆記者は、良好な状態で業務が行えることを求め、所属する機関や団体の責任者に本綱領の遵守と理解を促し、業務の改善・向上に努める。
  4. 要約筆記者は、職務上知りえた聴覚障害者及び関係者についての情報を、その意に反して第三者に提供しない。
  5. 要約筆記者は、その技術と知識の向上に努める。
  6. 要約筆記者は、自らの技術や知識が人権の侵害や反社会的な目的に利用される結果とならないよう、常に検証する。
  7. 要約筆記者は、要約筆記通訳制度の充実・発展及び要約筆記者養成について、その研究・実践に積極的に参加する。
     

(この倫理綱領は、日本手話通訳士協会の倫理綱領を参考にさせていただきました)

平成16年2月1日制定